2024.05.24
靴づくり編9_X線検針機
靴づくり編ですが、今回ご紹介するのは物を作る作業ではなく、製品に異物が入っていないことを確認する工程です。
靴づくりでは、針や釘の使用が避けられないので各社とも行っていると思います。
X線検針機に靴を通すと下の様にレントゲン画像が表示され、異物が有ると黒い影で映ります。
機械としては金属を感知してアラームが鳴る設定にも出来るのですが、ほとんどの靴にはシャンクという鉄芯が入っている等の理由でアラームの機能は使えません。
したがって作業者の注意力を信頼した目視確認です。
弊社では製法、靴種を問わず全数検品を行っています。
直接的な靴づくりではないのですが、欠かすことが出来ない大事な工程のお話でした。